全世界2000万部、国内150万部突破
7つの習慣について、著者のスティーブン・コヴィー博士はこう言っています。「私は1776年以降アメリカで出版された『成功』に関する文献をすべて読むことにした。自己改善や一般向けの心理学などに関する分野で、何百冊という本・記事・論文に目を通した。その結果、驚くべき傾向に気がついたのである。それはアメリカ合衆国の最初の150年の繁栄を支えた文献のほとんどは『成功の土台は人格である』としていることであった。
この人格主義ともいえる文献の数々は、アメリカ人に誠実・謙遜・忠実・節制・勇気・正義・忍耐・勤勉などの黄金律を教えていた。
-中略-
当初の成功文献と比較して次の50年間の執筆内容は薄っぺらなものといえる。それは社会的イメージづくり・テクニック・応急処置的な手法に集中しているのである。これらの問題解決策は人格主義によるものではなく、個性主義といえるものである。それによれば、成功は公のイメージ・態度・行動・人間関係をスムーズに進めるためのスキルに起因するとしている。それらのスキルが大切でないと言っているのではないが、それらはあくまでも二次的なものである。行動の裏に深いレベルで誠実と廉潔がなければ人生の大きなチャレンジに直面したとき、必ず真の動機が表面化し、短期的な成功の代わりに人間関係の決裂が生じるのである。
-中略-
自分自身を変えるプロセスを始めるにあたり焦ってはいけない。これは決して応急処置ではない。しかし、それでも直ぐに現れてくる結果が必ずある。このプロセスを最後まで見届ける忍耐があれば、十二分にその価値を知るであろう。」
その成果から7つの習慣は、あらゆるメディア、業界から圧倒的な評価を受けています。その一部をあげると・・・